11/20 sun. 仔鹿の出張報告会 オーストリア編



今年の9月、お休みを頂いてオーストリア出張に行ってまいりました。

持ち帰った未輸入ワインを飲みながら、現地の味を再現したブッシェンシャンク・プレートを食べながらの、出張報告会を開催いたします。



【仔鹿の出張報告会】※閉め切りました

●日時:11/20(日) 12時から ※2,3時間程度を予定 ※11:45開場

●場所:OIL 京都三条 (中京区白壁町442 FSSビル 6F)

●会費:¥5,000/1名 食事・グラスワイン付

●協力:shizuka gohan

★ご予約は kojika.poipoi@gmail.com まで。

《お名前・電話番号・参加人数》をお伝えください。



◆オーストリア出張と報告会について

オーストリアは良いところです。

畑とワイナリーと消費地が近く、例えば首都ウィーンにすらたくさんのブドウ畑が広がっています。ワイナリーにはホイリゲと呼ばれるワイン酒場が併設されていて、ウィーンど真ん中の観光ワイナリーではない、もう少し小さな鄙びたホイリゲに行けば、今飲んでいるそのワインを作ったのと同じ家族による料理を食べながら、酒を飲むことが出来ます。


南へ下りシュタイヤーマルク州に入れば、今度はブッシェンシャンクと呼ばれるに酒場と宿が合体したワイナリーが現れ、畑を目の前にしながらワインと地元食材の農家飯を楽しみ、酔いが回ればそのままワイナリーの宿で泊まるという、呑兵衛の桃源郷が広がります。


この、畑=作り手=飲み手の距離の近さが、オーストリアの普段使いのワインの品質を異常に高いものにしています。ここでは仮に「品質」という言葉を使いましたが、それは高級ワインのように作り込まれた隙の無い品質ではなく、その土地のテロワールを余すところなく映し出すという意味でもなく、毎日の食事と楽しく飲むのに最もふさわしい形の美味しさという意味での「品質」です。あなたの毎日の支えになってくれている、わざわざ人に自慢するでもない日本酒や焼酎、たまたま職場の近くにあった美味しい定食屋のAセット、そんな種類の美味しさの質の高さ。当店で扱うワインとしてなんと心強いことか。私たちがオーストリアへ足を運び、飲み、食べて、商いの糧にしようとしたのは、こういうワインの在り方でした。


今回の出張報告会ではしかし、普段当店で楽しんで頂いている日常の美味しさとはまた別の、とはいえオーストリアの良いワイナリーは日常と地続きでもある、特別な畑の特別な美味しさのワインを楽しんでもらおうとも思っています。(持ち帰ることが出来る本数に限りがあるので、厳選したラインナップになったという理由もありますが)


当店お馴染みのワイナリーからは、ラザ・バイヤーの新機軸メルローや、シャウアーやチャーモネッグの特別畑のワイン。それに全く日本に紹介されていないワイナリーで、しかしオーストリアのリースリングやソーヴィニヨン・ブランを語る上で避けては通れないワイナリー「ヴォルムート」のワインや、最高の畑のひとつを裏山のように持っている「シルバーベルク醸造学校」のワイン、オーストリア最古のワイナリー「クロスターノイブルグ大修道院」の特別畑のワインなど。


いつもの仔鹿では紹介していない、オーストリアワインの高い到達点を楽しんでもらえることと思います。


どうぞお楽しみに。ご予約をお忘れなく。

仔鹿 | ワインショップ

京都・三条にあるワインショップ仔鹿のウェブサイト。店舗紹介、イベントのお知らせ、オンラインショップなど。

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